Dec 21, 2012

Ch25-03

The Fundamental Law Of Perception

知覚の基本法則


あなたが罪悪を尊んでいる度合いに応じて、あなたは「攻撃が正当化されている世界」を知覚するのです。

罪悪が無意味だとあなたが認識した度合いに応じて、攻撃が正当化出来ないことをあなたは知覚するのです。

これは{次に書き示す}「ヴィジョンの根源的な法則」に従っているのです。

「あなたはそこにあるとあなたが信じたものを見ます。そしてあなたがそれをそこに求めたので、あなたはそれがそこに在ると信じているのです。」

知覚にはこれ以外の法則は在りません。

その他の法則はこの法則から導かれていて、その他の法則はこの法則を成り立たせサポートする為に存在しているのです。

この法則は『「愛はそれ自身を創造する、そして愛自身以外のものは全く創造しない」というより基本的な神の法則』をこの世界に適応させた知覚の形(知覚形式)なのです。
 
 
神の法は「世界の知覚ルール」に対しては直接当て嵌まりません。{神の法と世界の知覚ルールは同じではありません。}
何故なら、そのような世界{知覚によって認識されている世界}は「知覚が全く無意味なマインド」によっては作れなかったのだから。

それでも神の法はあらゆる場所に反映されているのです。

しかし「この反映{知覚の反映}が現れている場所である世界」がリアルである訳では全くないのです。

神の子がそうだと信じているから、そして神の子の信念から神の子自身を完全に分離することは神には許可出来なかったから、{神の法がこの世界の中のあらゆる場所にも反映されており、この世界がリアルに見ているのです}。
神が神の子と一緒に神の子の狂気の中に入ることは出来ません。

しかし神は(神の子の狂った願いの中で神の子が永遠に失われ続けないよう)「神の子の正気{聖霊}」が神の子と一緒に行くことを確実にしたのです。


知覚は選択に依存していますが、叡智(knowledge)は選択には依存していません。

叡智は一つの法則だけを持っているのです。何故なら、叡智は一つの創造者しか持っていないから。

しかしこの世界を作った者は二人居り、(この世界を作った)彼等は世界を同じものと見てはいないのです。

この世界を作ったそれぞれの者にとってこの世界は異なる目的を持っており、

それぞれの者にとってこの世界は「この世界が知覚されている目的であるゴール」に仕えるためのパーフェクトな方法なのです。

特別性にとって、この世界は特別性を設置する為のパーフェクトな額縁なのです。特別性の戦いを行なうパーフェクトな戦場なのです。特別性がリアルにしようとしている幻想の為のパーフェクトな避難所なのです。

特別性だけが特別性の知覚の中で{この世界を}保持しているのです。 {しかし}本当に正当化出来るものはそこには無いのです。

世界を「作っている者」は他にも居ます。{間違った知覚の世界を修正している者が居ます。}

『神の法の中で「何か」を安定させるリンク(繋がり)無くして「何でも」設立して保持することが出来る』という狂気の信念を瞬時に修正する者が居ます。
神が創造した通りに宇宙を維持している法則の中で働くのではなく、自分で宇宙を作ったと信じている神の子の必要に合わせる形で{法則を使って修正を行なう修正者が居るのです}。

エラーが修正されることがエラーの終わりなのです。

こうして神は「エラーの中に居る神の子」をそれでも守っているのです。


エラーが作ったこの世界の中にはもう一つの目的があります。 何故なら、世界には(世界のゴールと創造者の目的を和解/再統合することが出来る)もう一人の「作り主」がいるのだから。
世界に対する彼(もう一人の作り主=修正者=聖霊)の知覚の中では「赦しが正当化されていること」と「パーフェクトな無罪の光景」しか見られていません。

そこで発生している全てのことは瞬間的で完全な赦しによって出迎えられるのです。

そこでは『「不変に輝き続ける無罪/無垢」を不明瞭にしてしまうもの』は何も残りません。

『無罪/無垢を(無垢が当然存在している)マインド内から押し出してしまって、無垢の代わりに「体」照らそうとしている特別性』の惨めな試みを超えて無罪/無垢は輝き続けるのです。
天国のランプ達{輝ける無垢}は「それ{特別性=分離的思考}が意図した所に、それら{体}を見ることを選ぶ為のもの」ではありません。

それ(特別性)が「それら{無罪}の家から異なった場所」にそれら{無罪}を見ることを選び、「それら{無罪}が存在し得ない場所」をあたかもそれら{無罪}が照らし出しているかのようにしていたなら、そしてあなたが{このような状態に}同意していたなら、「世界を作っている者」があなたのエラーを修正する必要があるのです。 

そうでなければ、あなたはランプが無い暗闇の中に留まってしまいます。


ここに居る人達は全員暗闇の中に入って来たのですが、一人でここに入って来た人は誰も居ません。

そして人がここに一瞬でも留まる必要は全く無いのです。

何故なら、人は自分の中に天国のヘルプ{聖霊}を伴ってここに来ており、何時でも人を暗闇から光の中に導く準備が{聖霊には}出来ているのだから。

人は何時でもこれを選べるのです。何故ならヘルプ{聖霊}はそこに居り、人の選択を待っているのだから。

そして自分に与えられているものを人が選んだ時、「今まで自分の怒りを正当化していると思って来たそれぞれの状況」が「自分の愛に値する出来事」に変わって行くことを見るのです。


「今まで戦いの呼び声として聞いて来たこと」が本当は「平和への呼び声(平和を求めている声)」だったことが明確に自分に聞こえるように成るのです。

今まで自分が攻撃して来た所は「自分が(より多くの幸福と共に)赦しを与えられるもう一つの祭壇」であることを人は知覚するのです。

こうして人は全ての誘惑を「自分に喜びをもたらす新たなチャンス」として解釈し直すのです。

どうして誤知覚が罪で在り得るのでしょうか?{誤知覚は罪では在り得ないのです。}

あなたの兄弟の全ての間違い(エラー)を「あなたに与えられているヘルパー{聖霊}の働きを見るチャンス、あなたが作った世界ではなく彼(ヘルパー/聖霊)が作った世界を見るチャンス」にしなさい。

であれば、
「何が正当化されているのでしょうか?」
「あなたは何を求めていますか?」

これら二つの質問は同じもので、あなたがこれらを同じものとして見た時、あなたの{正しい}選択がなされているのです。
何故なら、これら二つの質問を同じものと見ることが「二つの見方が存在しているという信念からの解放」をもたらすのだから。

この世界はあなたの平和に貢献するものを沢山持っており、あなたが赦しを差し伸べる沢山のチャンスを宿しています。
「平和と赦しが自分達の上に降りて来ることを見たい、そして自分達自身を光に捧げたい、と願っている者達」にとって、世界の目的はかようなものなのです{上記のようなものなのです}。

優しい世界を作る者(聖霊)は、あなたと彼(聖霊)の優しさの間に立ちはだかっているように見えている「暴力と憎しみの世界」を取り消すパーフェクトな力を持っています。

彼(優しい世界を作る者=聖霊)の赦す目の中にはそれは(暴力と憎しみの世界は)存在していません。 だから、それは(暴力と憎しみの世界は)あなたの眼の中にある必要もないのです。


 
罪とは知覚には変えることの出来ない固定された信念{固定観念}なのです。
{罪という信念の中で}一旦断罪されたものは永遠に断罪され続けており、永遠に赦せないのです。 なので、もしそれが{罪として断罪されているそれが}赦せるものなのであれば、罪の知覚が{それを罪として知覚したことが}間違っていたに違い無いのです。

こうして変更が可能になるのです。

聖霊もまた「変更のチャンスを遥かに越えているもの」として物事を見ています。

しかし聖霊のヴィジョンの中に罪が入ってくることは出来ません。 何故なら、罪は聖霊の視力によって修正されたのだから。

従ってそれは{あなたが罪だと思っていたそれは}エラーであって罪ではなかったに違いないのです。 何故なら、「在り得ないと罪が宣言していたこと」が起こったのだから。

罪は懲罰による「攻撃」で、そのようにして「保存」されているのです。

しかしそれを{あなたが罪だと信じてきたそれを}赦すことが、その状態をエラーから真理に変えることなのです。


神の子は決して罪は犯せません。しかし神の子が自分を痛めることを望むことは可能なのです。
そして神の子は自分が痛められることが出来ると考える力を持っています。

これが神の子自身に対する誤知覚以外のもので在り得るでしょうか?
これは罪でしょうか、それとも間違いでしょうか? これは赦せることでしょうか、それとも赦せないことでしょうか? 彼は助けを必要としているでしょうか、それとも断罪を必要としているのでしょうか? どちらなのでしょう?

あなたの目的は彼を救うことでしょうか? それとも彼を断罪することでしょうか?

「あなたが彼をどのような存在として受け取るか」この選択が「あなたの未来」を決めることを忘れないでください。

何故なら、あなたはそれ(あなたの未来)を今(時間の全てがゴールに届く為の方法に成っている瞬間に)選択しているのだから。

だからあなたの選択を行いなさい。

しかしこの選択の中で「あなたが見ている世界の目的」が選ばれており、それ(あなたが見ている世界の目的)が{あなたの見ている世界の中で}正当化されることを認識しなさい。

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