川の向こうに
魚が住む
首の周りに渦が巻いてる
私は踊る水の中
螺旋の重なりで私は壊れそう
そこから何が現れ出るのか
目が前後に動く
とそこには宇宙の人がいました
彼の話を聞いてみましょう
「おめでとう 明日 あなたの首を貰って行きますから」
では差し上げましょうあなたに
私の首の中にはつるぎが埋まっている
これを引き抜いたなら暗闇はもうどこにも現れない
宇宙の人は言いました。
あなたは
あるときは
神さまに生け贄を捧げる仕事をしていました。
あなたは
あるときは
神さまに生け贄を捧げる仕事をしていました。
それは 文字通り“仕事”でした。
あなたは 感情を抜かれたロボットのように
なんということもなしに
それをしていました。
でも
あなたは また ある時代
あなたのあまりの美しさから
あなたは
神に捧げられました。
うら若き青年の その白くなまめかしい首に
剣が入りました。
当時 そこにいた人々は
この世で二つとない、まれに見る最高の捧げもののあなたに、 神がどんなにか満足し…。
また
そのお返しを期待しました。
この若者こそが、これ以上なき豊潤な恵みを神からもたらす者だ。 そう信じて疑わず
美しいあなたの前で
民は踊りました。
雨が降ってきても踊りは続きました。
「誤った神」を抱いたままの人間に嘆いた宇宙の人が
ついにやってくると
その宇宙の人は
横たえて静かに眠る美しい若者にキスをし
剣を抜きました。
美しい若者は
息を吹き返しました。
血もなく
剣も消えていました。
美しい若者が目を覚ますと
そこには 自分を捧げものにした どんな人間も
どんな光景も消えていました。
少しぼんやりしたままの美しい若者は
その宇宙の人に聞きました。
“あなたはどこから来たの?”
“わたしはあなたと同じところから来ました。
アルクトゥルスから―。
あなたにどんなにか会いたかったことか!”
いま…。
暗闇の神を信じた人間はいなくなりました。
美しい若者は
そのことを知らしめる
『新しい神』の使いとしてここにいます。
あなたは 感情を抜かれたロボットのように
なんということもなしに
それをしていました。
でも
あなたは また ある時代
あなたのあまりの美しさから
あなたは
神に捧げられました。
うら若き青年の その白くなまめかしい首に
剣が入りました。
当時 そこにいた人々は
この世で二つとない、まれに見る最高の捧げもののあなたに、
また
そのお返しを期待しました。
この若者こそが、これ以上なき豊潤な恵みを神からもたらす者だ。
美しいあなたの前で
民は踊りました。
雨が降ってきても踊りは続きました。
「誤った神」を抱いたままの人間に嘆いた宇宙の人が
ついにやってくると
その宇宙の人は
横たえて静かに眠る美しい若者にキスをし
剣を抜きました。
美しい若者は
息を吹き返しました。
血もなく
剣も消えていました。
美しい若者が目を覚ますと
そこには 自分を捧げものにした どんな人間も
どんな光景も消えていました。
少しぼんやりしたままの美しい若者は
その宇宙の人に聞きました。
“あなたはどこから来たの?”
“わたしはあなたと同じところから来ました。
アルクトゥルスから―。
あなたにどんなにか会いたかったことか!”
いま…。
暗闇の神を信じた人間はいなくなりました。
美しい若者は
そのことを知らしめる
『新しい神』の使いとしてここにいます。
わたしはあなただから。
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