Aug 19, 2011

Chapter 18-1~3

{「Substitution/ 代用」という用語に関して
代用(Substitution= ひとつの創造(神の一人子)を「沢山に分離した独立的存在の集まり」と想像しその様な働きを割り当てること。  物理的世界を想定し自分達がそのような状態にあると受け入れ、それ以外を無視すること。神の意志を自分の意志で置き換えること。
訳注}

THE DREAM AND THE REALITY 夢とリアリティ

代用(substitute=取り替える)とは何かの代わりに他のものを受け入れることです。
代用の全容を考慮してみたなら、これは聖霊のゴールから程遠いことが解るでしょう。 聖霊はあなた達にゴールを与え、そして聖霊があなた達の為にこのゴールを達成するのです。 そして取り替えること(代用)は聖霊のゴールからは程遠いのです。
取り替える(代用する)とは、どちらかを選ぶことです。 それは二つ(あるいは複数)を見比べ、片方がより好ましいとしてもう片方を否定することです。
この特別な目的の為に、片方がより価値があると判断され、もう片方がそれ(より価値があると見なされた選択肢)で置き換えられるのです。
このようにして代用が行なわれている関係はより細分されてしまい、その目的もこれにより分割されてしまうのです。
細分化することは疎外することなのです。そしてエゴが分離を守るために使っている一番強い防御が代用(取り替えること)なのです。

聖霊は決して代用を行ないません。
エゴは一人の人を他の人の代わりとして知覚認識していますが、聖霊は彼等を繋がって切り分けられないものとして認識しているのです。
聖霊は人々がひとつだと知っており、人々の間に異なった判断を挟まないのです。
人々は同じであり、人々はひとつに繋がっているのです。
代用は人々の中に違いを認識しようとするプロセスなのです。
聖霊のプロセスは合一(ひとつになること)をもたらし、代用のプロセスは分離をもたらします。
神が繋げたものを(そして一つのものとして聖霊が見ているものを)分離することが出来るものは存在していません。
(破壊する為にエゴが成立させている)細分化された関係の間には多くの亀裂があるように見えています。

愛という感情の中では代用は不可能です。
しかし怖れの中には原則的に代用が含まれています。何故なら怖れとは愛の代用品なのだから。
怖れは細分化された感情であり、と同時に細分化(分離)を行なう感情なのです。
怖れは多くの異なった形で現れ、その中で満足を得るには異なった行動が求められているように見えています。
怖れが多くの異なった行動を引き出しているように見えますが、怖れが与えているより深刻な影響は細分化された知覚認識であり、それが多くの分離した行動を生んでいるのです。
{怖れによって細分化されている視点の中では}誰も完全/十全なものとしては見られていないのです。
体が(そして体の特定の部分が特に)重要視されており、怖れの特別な形を行動で示すに適切なもの(適切な関係)として受け入れるか拒否するか決める為の比較の基準として体が使われています。

Substitution as a Defense
防御として使われている代用
神が怖れだと信じているあなた達は一つの代用(置き換え)を行なっただけなのです。
これは全体を小さく切り分ける代わりに行なわれたことなので、これは多様な形で現れています。 
{「全体をそのより小さい部分に切り分けることが出来る」そう考えたことが一番最初の間違いであり代用だったのです。}
これは細分化されより細かく分かれ、その上また繰り返し細分化されており、故に「これが以前は一つであった、そして今でも実は一つであると知覚認識すること」は今では殆ど不可能です。
この一つの間違いだけがあなた達の犯した過ちなのです。そしてこの間違いが、真理を幻想の下に置き、無限を時間の下に置き、生を死の下に置くことを導いているのです。
あなた達の世界全体がこの間違いの上に築かれているのです。あなたの見ている全てはこれを反映しているのです。
そしてあなた達が作った全ての特別な関係はこの間違いの一部なのです。

リアリティが「あなたに見えていること」とどれだけ異なっているか聞いてあなたは驚いています。 あなたは上記の一つの間違いの威力を理解していません。
この間違いは広域に渡りそして全く信じ難い驚くべきもので、この間違いからは全くリアルではない世界が出現せざる得なかったのです。それ以外の何がこの間違いから出現し得たでしょうか?
細分化された各側面をあなたが眺めた時、それらは怖ろしくは見えました。
しかし一番最初の間違いの巨大さをあなたに示せるものは存在していません。
この原初の(一番最初の)間違いがあなた達を天から追放されているように見せており、叡智を壊れてバラバラの知覚に貶めており、より一層の代用をあなた達にさせようとしているのです。
これが間違いを外側に投射しようとした一番最初の試みだったのです。
この間違いを覆い隠す為に世界が立ち昇って来ており、世界がこの間違いを投射するスクリーンに成り、あなたと真理を隔てているものに成ったのです。
何故なら真理は内側に差し伸べられる(拡張される)もので、そこでは喪失のアイディアは無意味で、増加だけが考えられることなのだから。
全てがあべこべで上下反対の世界がこの試みから導き出されていたものであると考えることはそれ程難しいでしょうか? これは(分離を投射した時このような世界が現れることは)必然的だったのです。
何故なら、この世界に対して真理が引き出された時、真理は(この世界を作っている狂った投射に関与することなく)それ自身の中で静かにしていることしか出来なかったのだから。

これを罪とは呼ばず、狂気と呼びなさい。 何故ならこれは狂気だったのだから。そして今でもこれは狂気であり続けているのです。
これに(この投射に)罪悪を与えることは止めなさい。 何故ならこれに罪悪を与えることは、これがリアルに達成されたと暗示することだから(投射がリアルだという勘違いを引き起こしてしまうから)。
そしてこれを{細分化という間違いの投射を}怖れるのは絶対に止しなさい。
あなたが原初の間違いの歪んだ形を何かの中に見ており、それがあなたを脅そうとしている時「神は怖れではなく愛なのだ」とだけ言いなさい。 そうすればそれは消えて行きます。
真理があなたを救うのです。
真理は狂った世界の中には入って行っておらず、だからそれはあなたのもとを去ってはいません。
(あなたの)内側に正気があるのです。 そして狂気はあなたの外にあるのです。
しかしあなたはその反対を信じているのです。
真理が外にあり間違いと罪悪が内側にあるとあなたはまだ信じているのです。

あなたの卑小で無意味な「代用」は狂気に犯されており、狂気の風に踊らされている羽のように踊り狂っており、そこには実体が無いのです。
それらの代用品はくっつき融合しシフトして分離して無意味なパターンを作りますが、それらを判断する(裁く)必要は全くありません。
それらを個別に判断する(裁く)ことは無意味なことです。
それらが現している形の僅かな違いは全くリアルな違いではないのです。それらの違いはどうでも良いのです。
それら代用品は、どうでも良い(無意味)という共通点だけを持っています。
それら代用品を全く同じにする為に、これ以外に何が必要だというのでしょうか?
それらは風の中で踊るままにして置きなさい。 それらがあなたの遠くに行って視界から消えてしまうまで放って置きなさい。
あなたは自分の中の静寂(聖なる静けさ)に向き合いなさい。 そこに生きた神が居り、あなたはそこから去っては居なかったのです。 神はあなたのもとを去っては居なかったのです。

聖霊はあなたの手を優しくとって、あなた自身の外側を旅していたキチガイ染みた行程をあなたと共に辿り(逆戻りして)、あなたの内側の真理と安全へとあなたを導き戻します。
聖霊はあなたの投射と代用の狂気全て(あなたはそれらを自分の外に置いたのです)を真理へと戻します。
こうして聖霊は狂気のコースを逆転させ、あなたの理性を修復するのです。
(あなたが彼に全てを預けている)あなたの関係の中で聖霊は内側へのコース(経路)を目指しており、あなた達が分け合っている真理のコースへ舵を取っているのです。
あなたの外に現れている狂った世界の中では、何も分け合う(共有する)ことは出来ず、代用だけが可能なのです。 そしてリアリティの中では分け合うことと代用することには何も共通点が無いのです。

あなた達自身の中であなた達はお互いをパーフェクトに愛しています。
ここが(あなた達がお互いをパーフェクトに愛し合っているそこが)聖地なのです。
ここに代用が入ることは不可能で、お互いに対する真理だけがここに在るのです。
ここであなた達は神の中で繋がっており、あなた達が彼(神)と繋がっていると同じ様子であなた達はお互いと繋がっているのです。
原初の間違えはここには入って来ていません。 それがここに入って来ることは決してありません。
ここに輝ける真理があり、それに対して聖霊があなたの関係を差し出したのです。
彼(聖霊)にこれをここに持ってこさせなさい(聖霊があなたの関係を真理のもとに持って来ることを許可しなさい)。 
お互いに対する少しの信頼を聖霊に与えて、天国に対してあなたが作った代用品があなたを天国から遠ざけてはおけないことをあなたに示そうとしている聖霊を助けなさい。

あなた達の中には分離は存在しておらず、代用があなた達をお互いから隔てておくことも不可能なのです。
あなたのリアリティは神の創造したもので、その代用品は存在していません。
あなた達は真理の中でとても確実に繋がれていて、そこには神しか居ないのです。
そして神があなたの代わりに何か他のものを受け入れることは不可能です。
神はあなた達両人をひとつの存在として同じように愛しているのです。
神があなた達を愛しているように、あなた達は(愛として)存在しているのです。
あなた達は幻想によって繋がれているのではなく、とても神聖でパーフェクトな思考の中で繋がっており、だからあなた達が一緒に立っている聖なる場所を暗くしている幻想がそこに居残ることは出来ないのです。
私の兄弟達よ、神はあなた達と共に在るのです。
わたし達は彼(聖霊)の中で喜んで平和に繋がりましょう、そして彼(聖霊)のギフトをわたし達の最も聖なるパーフェクトなリアリティとして受け入れて、彼(聖霊)の中でわたし達はこのリアリティを共有しましょう。

あなた達の関係を通して、天国が全ての神の子達の為に修復されるのです。
何故なら、あなた達の関係の中に(あなた達の愛によって守られた、十全で美しい)神の子の共同体が在るのだから。
天国は優しく答えたのです。何故なら全ての幻想はあなた達の中の真理の下に優しく引き出されて、愛があなた達を照らしており、あなた達の関係を真理で祝福しているのだから。
神とその創造全体が一緒に、あなた達の関係の中に入って行ったのです。
真理がそれを照らし出している時あなたの関係は何と愛らしく神聖なのでしょうか!
天国があなた達の関係を見て、あなた達がそれを自分のもとに来させたことを喜んでいます。
そして神自身も、あなた達の関係がその作られたままで在ることを喜んでいます。
あなたの中の宇宙があなたと共に立っているのです。
そして天国が(その創造者と共に)その(あなたの中の宇宙の)中で繋がっているものを愛を持って見ているのです。

神に呼び掛けられた者は、代用品を聞くべきではないのです。
彼等(代用品)の呼びかけは、天国を粉々に砕いた原初の間違いのエコー(こだま)なのです。
この原初の間違いを聞いた者達の平和に何が起こったでしょうか? 
私と共に天国に帰りなさい。 この世界の中を一緒に歩いて、他の世界の中も歩き抜けて、もう一つの世界の中の愛らしさと喜びに到達しなさい。
あなたはすでに壊され希望を失っているもの{救いようの無いもの}を一層壊し分離しようとし続けるのですか?
あなたは「ここ」{全てが粉々に分離している所}で幸福を探そうとするのですか?
そうするのではなく、壊されているものを癒やし、分離と病によって破壊されたものを十全(健全)にすることに加わりませんか?

あなた達は一緒にこの世界の中の一番神聖なる役割を担うよう呼びかけられています。
この役割だけが限定を持っておらず、癒やしや一つに戻す慰めと共に、神の子の共同体の全て隅々にまで届くものなのです。
あなた達の聖なる関係の中で、これがあなた達に与えられているのです。
これを「ここ」で受け取りなさい。 そうすればあなたは自分が受け入れ受け取ったように与えられるように成るでしょう。
(その中であなた達が繋がっている)大きく育ち続けている目的と共に神の平和があなたに与えられています。
あなた達を引き合わせている聖なる光をあなた達が受け入れるに従い、この聖なる光を差し伸ばして(差し出し拡張して)行く必要があるのです。


The Basis of the Dream
夢の基盤
夢の中でとてもリアルに見える世界が現れることはないでしょうか。
その場合この世界は(この世界のリアルさは)どう考えるべきなのでしょうか?
この世界はあなたが寝付く前(夢見始める前)に見ていた世界ではありません。
これは(世界に対するあなたの現在の体験は)あなたの好み{神から独立していたいというあなたの意志}だけに合わせて計画された「世界に対する歪み」なのです。
ここであなたは自分を攻撃しているように見えるものを「自由」にでっち上げ、それを(攻撃に対して憤慨している)あなたのエゴを称えるものに捻じ曲げているのです。
あなたが自身をエゴと同一のものと見ていなかった限り、あなたはこのような望みは持たなかったでしょう(エゴは常にそれ自身をつまりあなたを攻撃下に在るものとして見続け、自身を攻撃に対して無防備なものとして見続けるものです)。
夢は混沌としたカオスなのです。 何故なら夢とはあなた達の矛盾している願いによって統治されているものだから。だから夢には真理への配慮は無いのです。
どの様に知覚を使って真理を幻想で取り取り替えることが可能か示している一番明確な例が夢なのです。
目覚めた時あなたは夢を深刻には受け止めません(少なくともそれを現実に起こったこと程深刻には受け止めないでしょう)。 何故なら夢の中ではリアリティが酷く侵害されて(歪められて)いたことが目覚めた時に明確に解るのだから。
夢はエゴにとってより都合良い様に世界を変えて見せる一つの見方なのです。
夢は「リアリティを受け入れられないエゴの不寛容」と「エゴの為にリアリティを変えようとするあなたの意欲」の両方を示しています。

あなたは「夜に夢見ている時に見ていること」と「昼間起きている時に見ていること」の違いに驚くことはありません。何故なら、あなたが起きている時に見ていることは夢の中では不明瞭になっていることをあなたは知っているから。そして目覚めた時それが(夢の中で不明瞭になっていたもの/ことが)無くなってしまていることをあなたは心配したりしません。
夢の中であなたは全てをアレンジ(演出)しています。
人々はあなたの願望(あるいは怖れ)に従って動き、彼等はあなたの(エゴの)命令に従って行動します。
(夢の中では)あなたの代用(何かを何かで置き換える行為)に対して何も限定されておらず、あたかも世界全体があなたに与えられており、あなたの意志をそのまま反映しているように見えます。
(夢の中で)あなたは自分がそれを(夢の中の世界を)攻撃しており、それに対して勝利しようとしており、それを自分にかしずかせようとしていることに気付いていません。

夢とは「私はこのようにしたいのだ!」とあなたが叫んで駄々をこね続けている状態なのです。
このようにしてこれ(夢)が成立しているように見えるのです。
しかし夢がその根源を逃れることは出来ません。
怒りと怖れが夢の中に浸透しており、一瞬にして満足の幻想が恐怖の幻想に侵害されてしまうのです。
何故なら、リアリティの代わりとしてあなた達が望んだ世界を代用することにより(リアリティを「自分達が望んでいる世界」と取り替えることにより)、リアリティをコントロールしているように見えるあなた達の夢は怖ろしいものだから。
リアリティを消し去ろうとするあなた達の試みはとても怖ろしいのですが、あなた達はこの事実を認めようとはしていません。
だから、あなたがリアリティに対してしようとしている事が怖ろしいのではなく、リアリティが怖ろしいものだという幻想をあなたはその(リアリティの)代わりに代用しているのです。
そしてこれによって罪悪がリアルに作られているのです。{これによって罪悪に実感が与えられているのです。}

好きなように世界を作る力が自分にはあると夢はあなたに示すのです。 あなたはこれを求めているので、あなたはこれを見るのです。
これ(あなたが好き勝手に作った偽りの世界)を見ている間あなたはこれがリアルであることに疑いを抱かないのです。
{好きなように世界を作る力とは、必ずしも世界の中で優れた者に成る力ではなく、神から分離した者として存在し続ける力、神の法とは異なった定義を世界に対して与える力です。 訳注}

しかしあなたのマインドの中には明確に一つの世界があり、これが{あなたの}外にあるように見えているのです。 
あなたは自分でこれを(世界に対する歪み/夢)を作ったようには振舞っていません。そしてこの夢が作っている感情があなたから来ていることにも気付いていません。
これら(あなたの感情を示している者達)は夢の中の形(人形)なのです。 これらの形がしていることが夢を作っているように見えているのです。
あなたは自分が彼等にあなたの都合の良いように振舞わせていることを理解していません。 もしあなたがこれを理解したなら罪悪は彼等のものではなくなり、満足の幻想は消えてしまうから。

(あなた達が夜に見ている)夢の中ではこれらの特質が明確に現れています。
(朝になれば)あなたは目覚めたように感じ、夢は消えていったように見えます。
しかしあなたが認識していないのは(朝目覚めたとあなたが思っている時点でも)夢を発生させている原因がまだ去っていないことです。
リアルではないもう一つの世界を作りたいというあなたの願いはあなたと共にまだ存在しているのです。
そしてあなたが目覚めてその中で存在しているように見えている世界は、夢の中であなたが見ているものと同等の世界なのです。
あなたの全ての時間は夢の中で費やされているのです。
寝ている時の夢と起きている時の夢は異なった形をしています。 違いはそれ(形)だけです。
夢の内容そのものは同じなのです。
これら夢の内容はリアリティに対するあなたのプロテスト(抗議/反逆)であり、リアリティを変えようとしているあなたのキチガイ染みたしつこい希望なのです。

あなたの(本当の目覚めではなく)目覚めた夢の中では、特別な関係が特別な場所を占めています。
特別な関係とは(本当の目覚めではなく)目覚めた夢を真実にしようとしてあなたが使っている方法なのです。
あなたは(特別な関係を続けている限り)これから目覚めることが出来ないのです。
特別な関係とは「リアルでない状態を保持し続けよう、そしてあなた自身が目覚めてしまうことを阻止しようとしている」あなたの決意なのです。
あなたが目覚めることよりも眠り続けることにより多くの価値を見ている限り、あなたはそれ(眠り)を手放そうとはしません。
しかし常に実際的な知恵を用いる聖霊は、あなたの夢を受け入れて、それを目覚めの方法として使うのです。
あなたはこれらの夢を使って寝続けようとしていたのです。

わたし達は以前に次のように言いました。
「夢が消え去る前にあなたの怖れの夢はハッピードリームに変えられる。」
あなたの特別な関係の中で聖霊はこれを行なうのです。
聖霊はあなたの特別な関係を破壊せず、それをあなたから取り去ることもありません。
しかし聖霊は特別な関係を(あなた達とは)違うように使って、それを「聖霊の目的があなたにとってリアルに成るように助けるもの」にするのです。
あなたの特別な関係は残ります、痛みと罪悪の源としてではなく、喜びと自由の源として。
それはあなた一人だけの為のものには成りません。 何故なら(特別な関係が)あなた一人だけのものであることの中に、その惨めさがあるのだから。
その{特別な関係の}不神聖がそれを別け隔てるものにしており、その(あなたの聖なる関係の)神聖が全ての人達への捧げものに成るのです。

あなたの特別な関係が、あなたの聖なる関係によって祝福された全ての人達の罪悪を解除する方法になるのです。
これがハッピードリーム(幸福な夢)に成り、あなたはこれを目の前に来る人達全員と分け合うようになるのです。
聖霊がこの関係の上に与えた祝福が(この関係を通して)差し伸べられる(拡張される)のです。
(聖霊があなたに与えた役割の中で)聖霊が誰かのことを忘れてしまっていると考えるのは止めなさい。
そして(聖霊からこのギフトを与えられている)あなたのことを聖霊が忘れていると考えるのは止しなさい。
聖霊は「聖霊に呼び掛けた人達全員」を使って全ての人達を救済する方法を作るのです。
そして聖霊は(聖霊に自分の関係を捧げた)あなたを通して全員を目覚めさせるのです。

もしあなたに聖霊の感謝が解ったなら! あるいは聖霊を通して私の感謝が解ったなら! (これを解ってください。)
何故なら、わたし達は目的の中で一つに繋がっており、聖霊と一つのマインドに成っているのだから。
夢があなたを捕まえあなたの目を閉じてしまうことを許すのは止めなさい。
夢が「リアルでない世界」を作ってしまっていることは不思議ではありません。
リアルでない世界を作ろうというそのような望みが信じ難いものなのです。
あなた達の関係の中からはこの望みが取り除かれています。何故なら、この関係の目的は、夢の目的から真理の目的へと変えられたからです。
これに関して自信が持てていないのは、これが(あなたの関係が真理の目的を持つように変えられているということが)夢だとあなたが考えているからです。
あなたは幾つかの夢の中から一つの夢を選ぶことに慣れ切っており、自分がやっと真理と全幻想の中から(真理を)選んだことにまだ気付いていません。

しかし天国は確実なのです。これは夢ではありません。
天国が近づいていることが、あなたが真理を選んだ証拠です。あなたが自分の特別な関係にこの条件(天国の条件)を満たさせたので天国が来ているのです。
あなたの関係の中に聖霊が優しくリアルな世界を置きました。(そこから目覚めることが容易でとてもナチュラルな)ハッピードリームの世界を聖霊があなたの関係の中に置きました。
あなたの寝ている夢と起きている夢の両方があなたのマインドの中の同じ希望を示している様に、リアルな世界と天国の真理は神の意志の中で繋がっているのです。
目覚めの夢(ハッピードリーム)は簡単にリアリティに変換されるのです。何故ならこの目覚めの夢は(神の意志と繋がった)あなたの意志から来ているのだから。
そしてこの意志(神の意志と繋がったあなたの意志)が達成しようとしたことが行なわれなかったことは今までに一度もないのだから。

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