Jul 5, 2012

Ch24-4

The Forgiveness of Specialness

特別性を赦すこと



赦しが特別性の終わりなのです。
幻想だけが赦されて、すると幻想が消えるのです。

赦しとは全ての幻想から解放されることで、だから部分的に赦すことは不可能なのです。

一つでも幻想にしがみ付いている者は自分のことを無罪と見ることが出来ません。

何故なら、その人はまだ一つのエラーを愛しそのエラーを好ましいものとして保っているのだから。

だから{特別性というエラーを愛している}彼はそれを{自分が好んでいる特別性が侵害されることを}「赦せないこと/赦せざること」と呼んでおり、それを罪に作っているのです。

その場合、彼が神の赦しを完全に与えることがどうして出来るでしょう? 彼が神の赦しを自分の為に受け取っていないのに。

何故なら、彼がそれ(神の赦し)を完全に与えた時、彼がそれを完全に受け取ることは確実なのだから。

こうして彼の秘密の罪悪が彼自身によって赦され消え去るのです。

どのような形の特別性であれ、あなたが特別性を大切にしている時あなたは罪を作っているのです。

{あなたが自分の特別性を大切にして罪を作っている限り}あなたの特別性は無敵に立っており、神の意志に対抗しているあなたの卑小な全意図によってそれは強く守られているのです。

だからあなたの特別性は(神の敵としてではなく)「あなた」の敵として「あなた自身」に対抗して立っているのです。
このようしてあなたの特別性が、あなたを神から切り離されたように見せており、特別性の守護者としてあなたを神から分離させているのです。

{このようにして}あなたは「神が創造していないもの」を守ろうとしているのです。

あなたに力を与えているように見えているこの偶像(アイドル)は、{あなたから}力を奪ったのです。

何故なら、あなたは兄弟に対して特別性への生得権を与えており、彼を孤独な赦されざる者にしており、罪の中で彼の横にあなた自身を置いており、「あなた達を救うことは出来ない偶像」の前に居るあなた達両者は惨めさの中に置かれているのだから。

このように無防備で攻撃に晒されている者は「あなた」ではないのです。 このようなこと(このような状態)は言葉でしかなく、あなたが好まない小さな囁きでしかなく、あなたに相応しくない状況で、あるいはあなたが予期していなかった出来事で、あなたの世界を混乱させてそれをカオスの中に叩き込むのです。


真理は脆弱ではなく、幻想は真理を全く揺るがさず真理を侵害しません。

そして特別性はあなたの中の真理ではありません。

特別性はどのようなものによっても簡単に脅かされバランスを崩してしまいます。

何ものにも支えられていないものが安定することは決してありません。

特別性がどれだけ大きく膨らませれているように見えたとしても、それは常に風に揺られて揺れ続けます。

基盤無くして安定するものは何もありません。
神が神の子を「安全が無意味であるようなこのような状態」に置いたでしょうか?

いいえ。 神の子は神の中に安全に休んでいるのです。

あなたの特別性が「(息をしている、歩いている、這っている、生きている)全てのもの」によって攻撃されているのです。

特別性の攻撃から安全であるものは何も無く、それも{特別性を信じているあなたも}全てのものの攻撃から安全ではないのです。

それ{特別性}は永遠により赦さなく成って行くのです。 何故なら赦さないことが特別性なのだから。

{特別性は}「神があなたに与えようとしているもの」が決してもたらされないようにする為の、そしてあなたが神の意志に永遠に対抗し続ける為の、秘密の誓いなのです。

特別性が死の炎の剣のように「二つのもの」の間に立ちはだかって、「二つのもの」を敵同士にしている時、「二つのもの」が同じに成ることも不可能なのです。


神はあなたの赦しを求めています。

神は「分離が(エイリアンの意志のように)神の意志とあなたの意志の間に立ち昇って来ること」を求めません。

それら(神の意志とあなたの意志)は同じなのです。何故ならどちらの意志も特別性を意図してはいないのだから。

それら(神の意志とあなたの意志)が愛の死を求めることが在り得るでしょうか?

しかしそれらは幻想を攻撃すること対しては無力なのです。{しかしあなたと神の意志が幻想を攻撃することはありません。}

それら(神の意志とあなたの意志)は体ではないのです。

幻想がそれら(神とあなたの意志)の下に持って来られ、幻想が置き去られることを(ひとつのマインドとして)それらは待っています。

救済は死に対してさえもチャレンジ(戦い)はしないのです。

死があなたの意志ではないと知っている神自身も「あなたの意志がなされますように」と言わざる得ないのです。何故なら死があなたの意志だと「あなた」が考えているのだから。{死が自分の意志だとあなたが考えている限り、神自身も{あなたの源の力も}それに対して「あなたの意志がなされますように」と言わざる得ないのです。}
 

宇宙の偉大な創造者を(生命/愛/神聖の源を、パーフェクトな子のパーフェクトな父を)あなたの幻想やあなたの特別性から赦しなさい。

あなたが自分の住家として選んだ地獄がここ(あなたの特別性の中)にあります。

神はあなたの為にこれ(特別性)は選びません。

神がここに入って来ないように願うのは止めなさい。

この道は愛と救済に対して閉ざされています。

しかしあなたが兄弟を地獄の真底から解放したなら、あなたは彼(神)を赦したのです。

平和の腕の中で、パーフェクトな安全の中で、特別性の一つの考えの悪意さえもあなたの休息を揺るがすことなく永遠にあなたが休むことが彼(神)の意志なのです。

「彼が特別性をあなたに与えることが出来ず、代わりにあなたが特別性を作ったこと」に関して「聖なる者」を赦しなさい。


特別な者達は(自分達には見えていない愛の世界に囲まれながら)全員眠っているのです。
そこに(彼等が眠っている棺台(棺桶)の脇に)自由と平和と喜びが立っており、そこから出て来て死の夢から目覚めるように呼びかけているのです。

しかし彼等には何も聞えません。彼等は特別性の夢の中を彷徨い迷っているのです。

彼等は「彼等を目覚めさせようとする呼び声」を嫌っています

神が彼等の夢をリアルにしなかったので彼等は神を呪っているのです。

神を呪ったならあなたは死ぬでしょう。しかしそれは死を作らなかった神にあなたが殺されるのではなく、あなたは夢の中でだけ死ぬのです。

あなたの目を少しは開けて神があなたに与えた救済者を見なさい。あなたが彼(救済者)を見て彼に彼の生得権を返すように、神は彼をあなたに与えたのです。

それ(あなたが彼に返した生得権)は「あなた」のものです。


特別性の奴隷達はそれでも自由に解き放たれるのです。
これが神の意志であり神の子の意志なのです。

神が神自身を地獄や破滅へと宣告/断罪しようとするでしょうか?

そして「あなた」はあなたの救済者に対してこのようなこと(地獄や破滅への宣告)を意図/意思しますか?

神の意志と繋がってあなた達両者が地獄から救われるように、神は彼から{あなたの兄弟の聖霊から}あなたに呼びかけます。

あなたの赦しを求めて彼が差し出す手の中の釘の痕跡を見なさい。

神は神の子と神自身の為に慈悲を求めました。

彼等(神とあなたの救済者)を拒否するのは止めなさい。

彼等はあなたの意志がなされることしかあなたから求めていません。

あなたがあなた自身を愛せるように成る為に、彼等はあなたの愛を求めているのです。

彼等を愛する代わりにあなたの特別性を愛するのは止めなさい。

釘の痕跡はあなたの手の中にもあるのです。

あなたが磔になること(犠牲になること)は神の意志ではなかったことに関して、あなたの父を赦しなさい。 {あなたの父を赦して「あなたが磔になること(犠牲になること)は神の意志ではなかった」と知りなさい。}
 

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