Jun 12, 2013

Ch30-01

Rules For Decision
選択/決断のルール
 


今「新しい始まり」がカリキュラム/学習の焦点に成るのです。

ゴールはクリアです。

しかしあなたがゴールに到達する為には特定のメッソードが必要なのです。





あなたがゴールに到達するスピードは次のことだけに依存しているのです。

それは全てのステップを実践するあなたの意欲です。

それぞれのステップを実践する毎に、それがあなたを助けます。

これら全てがあなたを「断罪(ジャッジメント)の夢」から「赦す夢」へと導き、痛みと怖れから連れ出すのです。

これらのステップはあなたにとって真新しいものではありません。

しかしまだこれらのステップはあなたにとっては、「思考のルール」というよりも、「アイディア」なのです。

だから私達はこれらのステップ/アイディアがあなたが生きる上でのルールに成るまで、これらのステップを暫くの間{意図的に}実践するべきなのです。 

私達はこれらのステップ/アイディアがあなたの習慣に成り、あなたがどのような必要に面している時でも、これらのアイディアが直ぐ活用出来るようにしたいのです。



 
あなたは連続的に(常に)決断を行ない続けています。

しかし決断を行なった時あなたがそれを常に意識しているとは限りません。

でもあなたが認識することの出来た決断の中で実践を積むことにより、あなたを助けるセット(手順)が整って行くのです。

あなたの行なう各ステップだけに集中してしまうことは賢明ではありません。

朝目覚める度に意識的に受け入れる適切な手順があなたを前に進ませるのです。




もしあなたが強く抵抗しており、あなたの決断が鈍かったなら、あなたはまだ準備が出来ていないのです。

あなた自身と戦うことは止めなさい。
そうではなく、あなたが求めている一日を考えて見なさい。 そして「今日この日を自分が望んでいる一日にする簡単な方法がある」とあなた自身に告げてみなさい。

こうしてあなたの望んでいる一日が持てるようにトライしてみなさい。





1.次の言葉と共に一日を始めてください。{このステップに従ってください。}


"Today I will make NO decisions by myself."
“今日私は私一人では何の選択/決断もしません。”



 
これは『「自分が何をするべきか自分では決めない{聖霊抜きでは決めない}」とあなたが選択していること』を意味しています。

と同時にこれは「あなたが自分の反応を決める為に状況を判断しなくなること」も意味しています。

何故なら、あなたが状況を{自分ひとりで}判断した時、あなたは「自分がどのようにその状況に対して反応するべきか示すルール」を自分に対して設定しているのだから。

その場合、他の答え{あなた独自の判断以外のもの=聖霊の答え}は混乱と不安と怖れを引き出さずにはおれないのです。

 

これが現在のあなた達の殆どの問題なのです。

あなたはまだ自分のマインドを決めて(自分一人で決断し)、それから何をするべきか訊ねているのです。

その場合あなたに聞える答えは、あなたが問題を見た通りには、問題を解決しないかもしれません。

これが怖れを導き出すのです。何故なら、それ{あなたに聞えた答え}はあなたの知覚と矛盾/対立し、あなたは自分が攻撃されていると感じるのだから。

だからあなたは怒るのです。

これ{この混乱}を起こらなくするルールが存在しています。

しかし良く聞いている者達は、初めの内はこれ{上記の混乱}を体験するのです。




2.一日を通して思い至る度に、静かな一時が持てる度に、「あなたが求めている一日が(あなたの求めているフィーリングが、起こって欲しい事柄が、体験したいことが)どのようなものか」あなた自身に言い聞かせなさい。


 
そして次の言葉を言いなさい。


"If I make no decisions by myself, this is the day that will be GIVEN me."


“もし私が自分自身だけで決断/選択をしなかったなら、今日この日が「私に与えられる日」なのです。”



 
この二つのステップを良く実践したなら、(抵抗がはじめに起こって、それが問題に転換されることが起こらなくなるので)怖れなくあなた自身を方向付けることが出来るのです。

しかしそれでも、あなたが既に裁いてしまっている状況が時おり訪れることでしょう。

その場合「上手く働く答え」が求められるようあなたのマインドを直ぐに正さない限り、答えが攻撃を引き出してしまうでしょう。

もし「座って(立ち止まって)答えが与えられるよう求めることが出来ない」と感じたなら、これが起こっているのです{あなたが抵抗しており、あなたの抵抗が問題を引き出しているのです}。

これは「あなた自身だけで選択してしまっており、答えが見えていないこと」を意味してます。 その場合あなたは{答えを}訊ねる前に静かに自分を取り戻す必要があるのです。


 
3.あなたが求めている一日(あなたが求めるべき一日)をもう一度思い出してください。 そして{あなたが憤って/落ち込んで/悲しんで/苦しんで/憎んでいる時}そのような一日とは違う何かが起こっていることを認識してください。

そして「あなたが自分だけで質問を訊ねていたこと、従ってあなたのやり方で答えを得ていた(答えを引き出していた)に違いないこと」を理解してください。

 
そして次のように言ってください。

"I have no question. I forgot what to decide."
“私は質問を持っていません。私は何を決めるべきか忘れたのです。”

 
これが『「あなたが設定した条件」をキャンセルし、「質問がどう在るべきだったか」を「答え」があなたに示すこと』を可能にするのです。

あなたの抗議(抵抗)があったとしても、躊躇することなくこのルールに従いなさい。

 
 
何故なら、{このことに抵抗し躊躇している}あなたは既に怒っており、『「あなたの質問の問い掛け方」とは違う方法で答えられること』に対するあなたの怖れが勢いを増してしまうのだから。 {あなた一人の思考ではない「精霊の答え」に対してあなたは怖れてしまうのだから。}


『あなたの質問に対する「あなた」の答えをあなたが得ていること』が「あなたが求めている一日」なのだとあなたが信じるまでは{それまではあなたの怖れが増加してしまうのです}。

その場合あなたがそれ{「あなたの質問にあなたが答えている一日」}を得ることは無いのです。

何故なら、そのようなことは「あなたが本当に求めているもの」をあなたから奪うことになり、そうすることによってその日を破壊してしまうから。

一旦あなたが「あなたにハッピーな一日を約束するルール」をあなた一人で決めてしまったなら、これ{上記}を理解することは非常に難しいのです。

しかしこれらの決断は、あなたに受け入れることの出来るシンプルなメッソード(方法)によって、まだ解除可能なのです。




4.もしあなたが自分の質問/疑問/疑いさえも手放せない程に{聖霊の答えを}受け取りたくない状態であったとしても、下記を言うことによってあなたのマインドを変え始めることが可能です。

"At least I can decide I do not LIKE what I feel now."
 
“少なくとも私は「私がいま感じていることが好きではない)」と決めることが出来る。”


これは明白です。そしてこれを認識することで、次の簡単なステップが可能に成るのです。



5.「今自分が感じていることは好ましくない」とあなたが理解したなら、次のことが容易に言えるように成ります。


"And so I HOPE I have been wrong."
“だから私は自分が間違っていたことを願う”

 
上記の言葉が{あなたの}反発を減らし、「助けが自分の上に無理矢理押し付けられている訳ではなく、あなたは自分の感じ方を好んではいないので、あなたは助けを必要としており欲していること」をあなたに思い出させるのです。

この少しの隙間が作る余裕によって、後僅かのステップで助けを受け取ることが出来るように成ります。



 
6.ここまで来たあなたはターニングポイントにたどり着いたのです。

何故なら、「自分が決めていたこと(自分の考えていたこと)が本当ではなかった場合、{自分が決めたことを放棄した時}自分は何らかの利益を得ることに成る」とあなたは思い至るのだから。

この地点に到達出来るまで、あなたは「自分が正しくあること」に自分のハピネス(幸福)が依存していると信じて来たのです。
 
しかし今あなたはここまでの理性(reason)を得ているので、
「今までの自分の考えが間違っていた方が良い」とあなたは気付くのです。


この少しの叡智によって、あなたは先に進むことが出来るのです。

あなたは先に進むよう催促され急かされているのではなく、自分が望んでいることを得ようとしているだけなのです。

だからあなたは心の底から次の言葉を言うことが出来るのです。


"I WANT another way to look at this."

“私はこれを見る他の方法(他の視点)を求めます”



 
{上記の言葉を言った}今あなたは今日に関して自身のマインドを変えて、自分が本当は何を望んでいるか自分に思い出させたのです。

するともう今日の目的が『「自分が間違っている時に{間違ったまま}正しい者として存在しようとするゴール」の為に今日の日を使おうとする狂気の信念』によって不明瞭にされることが無くなったのです。

このようにして「訊ね聞く意欲をあなたの意識の上に示すこと」が出来るのです。

何故なら、欲しいものを求めている時に「自分が求めているものはこれである」と解る為には、あなたが矛盾(対立)していてはダメだからです。



7.
この最後のステップは、助けられることに対する抵抗の欠如を認識しているに過ぎません。これはオープンなマインドの宣言で、まだ確信は無いのですが、{真理が暴き}示されることに対して意欲を表しているのです。


"Perhaps there IS another way to look at this. What can I LOSE by asking?"

“もしかしたらこれを見る別の方法があるのかもしれない。このことを訊ねたとして私が何を失うというのだろう?”



 
このようにして「意味のある質問」をあなたが問う準備が整い、だからあなたの受け取る答えも「意味を成す」ようになるのです。

そしてあなたが答えと争うことも無くなるのです。 

何故なら、答えによって助けられるのが「あなた」であることがあなたに理解されるのだから。

アンハッピーネス{幸福でないもの、ハッピーでない見方}が全く入って来ないようにしたなら、ハッピーな日を持つことがより容易に成るのです。

しかしその為には「怖れの惨害からあなたを守るルール」を実践する必要があるのです。

これが達成された時、「裁き(判断)の惨めな夢」は永遠に解除されたのです。

しかし現時点ではそれ{裁き}を解除する為に、このルールを練習/実践する必要があるのです。

だから、ここに示されている一番初めの決意をもう一度振り返って見ましょう。

 

「あなた自身だけで選択しない決断をすることによりハッピーな一日を始めることが出来ます」と私達は言いました。

これ自体は自由な選択に見えます。

でもあなたは「自分一人だけでは選択/決断すること」が出来ないのです。

つまり、
「あなたは誰と一緒に選択しようとするのですか?」
これが唯一の本当の質問なのです。 それだけなのです。

 
だから{自身だけで選択しない決断をすることによりハッピーな一日を始めることが出出来るという}第一のルールは明確な事実を述べているシンプルな声明文なのです。

あなたが何を決めるにしろ、あなたは自分一人では何も決断しないのです。

何故なら、決断/選択は常に、アイドルと共にされるか、でなければ神と共にされることのだから。

そしてあなたはキリストの助けを求めているか、でなければアンチキリストの助けを求めているのです。 

あなたが選択した方があなたと繋がり、何をするべきかあなたに告げるのです。



あなたの一日は偶然に起こっているのではありません。

「何と(誰と)一緒にこの日を生きようとするか」あなたが選択したことにより、

そして「あなたに助言を与えている友達がどのようにあなたのハピネスを認識しているか」によって、あなたの一日が設定されるのです。

 
あなたが何かを決める前に、あなたは常にアドバイスを訊ねているのです。

これを理解しなさい。すると「ここには強制が在り得ず、あなたが自由になる為に反対/対立も必要とはされていないことが」理解されるでしょう。

起こるべきことから逃れる自由は存在していないのです。

もしそのような自由が存在していると考えているなら、あなたは間違っています。




第二のルールもまた単なる事実に過ぎません。

何故なら、あなたが求めていることが起こる前に「あなたが何を求めているか」に関してあなたとあなたのアドバイザー(助言者)が合意している必要があるのだから。

「全てが起こること」を許可しているのは、この合意だけなのです。




裁きの夢にしろ、神の声にしろ、何らかの合一(ユニオン)が無かったのなら、何も発生しません。

決断が結果を引き起こせるのは、決断が孤立{分離}の中で行なわれていないからです。

あなた自身の為に、そして世界の為にも、決断はあなたとあなたのアドバイザーによって行なわれているのです。


 
あなたが求めている一日を、あなたは世界に捧げているのです。

何故なら、あなたが世界に捧げた一日が、あなたの求めたものに成るのだから。

そして、それ(あなたが世界に捧げた一日)があなたのアドバイザー(助言者)のルールを強化するのだから。

今日のあなたの世界は誰の王国に成るのでしょうか?

どのような一日を持とうとあなたは選択するのでしょうか?




この日をハッピーにしようと欲している人が{最低でも}二人居れば、全世界に対してハッピーな日を約束することが出来るのです。

「自分達だけで決めることは出来ないと理解している二人の人達」が居さえすれば、彼等が求めている喜びが完全に分かち合われるのです。


何故なら、彼等は「選択/決断をパワフルにする基本的な法」を理解しており、「決断が持ち得る全ての効果」を決断に与えているのだから。

この為に必要なのは二人だけ{最低限二人}なのです。

この二人は決断が起こり得る前に繋がっているのです。

 

あなたはこのこと{上記のこと}を覚えておきなさい。

そうすれば、あなたは自分が欲している一日を持ち、この一日を自分自身に与えることにより、それを{この一日を}世界に与えることが出来るのです。

ハッピーな一日を求めるあなたの決断のおかげで、あなたの裁きが世界から抜き去られたのです。

そして、あなたが受け取った通りに、あなたは与えるに違いないのです。

{あなたが受け取るに従い、あなたは与えるべきなのです。}




 

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