神は純粋な意識で、それは光です。
「光あれ」と言った時、神は意識を差し伸ばした(拡張した)のです。
これが創造です。
神は天と地を作りました。
天は神の意識が住まう所です。
地は神の意志が確定される(よりハッキリと表現される)所です。
神は天地を創造し、地を生き物(生きたアイディア)で満たします。
そして神は自身のイメージ(自己意識)をもとに人を創造しました。
つまり自身の意識と意志を反映させるための存在として人を作ったのです。
人は天と地の間に立って、神の意志を天から地に伝え、地の様子を意識として天(神)に伝える役目を持っているのです。
ひとりの完全な神が、ひとりの完全な人(神の子)を作ったのです。
しかし、このひとり(ひとつ)の神は無限で限りないものなので、一度に無限の表現を行なうことが可能なのです。
だから、神の子である人も、一人で在りながら無限の表現を行なっており、「ひとつ」であると同時に「多数」なのです。
この神の子の多数表現の一部が、一つの仮説を立てました(一つのアイディアをいだきました)。
「天と地が切り離されていることにして、自分達が地上で神(意識の源)に成ったならどうだろう? それは素晴らしいことではないだろうか?」
この計画は直に神にも知られました。
何故なら人の意識と神の意識は隔たっていないからです。
「このままでは神の子の一部が天に帰ってこられなくなる。」そう見抜いた神は、自分の一部を精霊として神の子に与えました。
精霊は神の代わりに天から目をそむけ出した神の子達に話しかけることが出来るのです。
こうして神から意識を離した神の子達が時間/歴史/神話を作り始めたのです。
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