Feb 17, 2012

Lesson 9

Lesson 9

[何かを見ている時、私はその今の状態を見ていない。]
[私は物事の今を見ていない。]

 “I see nothing as it is now.”

このアイディアは前の二つのアイディアに続くものです。
あなたはこのアイディアを知的に(頭で)受け止めることは出来るかもしれませんが、まだあなたにとってこのアイディアは何の意味持っていない可能性が高いでしょう。
しかし現時点であなたがこのアイディアを理解している必要はありません。
実際のところ、あなたが持っている間違ったアイディア達を解除するには、「自分はこのアイディアを理解していない」とあなたが認識することが必要なのです。
これらのエキササイズは実践の為のもので、理解(論理)の為のものではありません。
あなたは自分が本当に良く解っていることを練習する必要などはないのだから。
自分がこのアイディアをすでに理解していると考えながら、これを理解しようとすることは堂々巡りの無駄でしかありません。



トレーニングされていないマインドにとって「描かれているように見えるものをそれが現れる前に信じること」は難しいことです。 
It is difficult for the untrained mind to believe that what seems to be pictured before it is not there.  主旨が解り難い文なので原文も残しておきます。

このアイディアは警戒を引き起こし易く、色々な形の激しい抵抗を引き出してしまうかもしれません。
しかしそれらの抵抗が起こっていても、このアイディアを適用することの障害には成りません。 アイディアの適用だけがこのエキササイズに(そして全てのエキササイズに)必要なことなのです。

各アイディアのそれぞれの小さなステップが暗闇を少しづつ取り去り、最終的には理解が(暗闇の原因であるガラクタが取り除かれた)マインドの隅々全てを照らすのです。

今日のエキササイズには3-4回の実践期間を(一分程度のプラクティス時間を3-4回を)設ければ十分です。
今日のアイディアをあなたの周りに見えたどのようなものにでも適用してください。
アイディアの適用を無差別に行なう必要があり、特定のものを排除してはいけないことを忘れないでください。
今日のアイディアを自分の周りに見えている全てのものに当て嵌めようと努力する必要はありませんが、特定のものを除外しようとしてしまってはダメです。
あなたは(特定のもの/こと/人に対してアイディアの適用を避けようとしてはいけないという)このルールを曖昧にしたくなってしまうかもしれません。
しかしこのルールは厳格に守ってください。

サンプル:
[私は、このタイプライターの今の姿を見ていません。]
[私は、この空の今の状態を見ていません。]
[私は、この電話の今の様子を見ていません。]

自分の近くにあるものから始めて、少しづつ応用範囲を広げて行きます。
[私は、このタンスの現在を見ていません。]
[私は、あの顔の今それそのままの状態を見ていません]
[私は、あのドアの今のありのままを見ていません。]

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