Sep 30, 2011

Ch20-6

Heralds of Eternity
永遠を告げに来る使者達

 
この世界で神の子が自分自身に一番近づくのは、聖なる関係の中なのです。
聖なる関係の中で神の子は、自分の父が持っている確信を自分の中に見つけ始めるのです。
そしてそこ(聖なる関係の中)で彼は(父の法の外に出されていたものに対して)父の法を修復して「失われていたもの」を見つける自分の役目を発見するのです。
何かが失われるのは時間の中だけで、それが永遠に失われ続けることは決してありません。
だから神の子の役割も時間の中で少しづつ繋がっていき、それぞれの繋がりが時間の終わりをより近くに引き寄せているのです。
それぞれの繋がりの奇跡は永遠の前触れを告げに来る力強い使者なのです。
(統合された確実な)一つの目的を持った者は怖れません。
彼の目的を彼と分け合っている人は、誰も彼と一つにはなれません。
{「彼(聖霊)の目的を彼(聖霊)と分け合って居ない人は、誰も彼(聖霊)と一つには成れません。」の間違いでしょう。 
あるいは「彼(エゴ)の目的を彼(エゴ)と共有している人は、誰も彼(聖霊)と一つにはなれません。」 と言うことかもしれません。 訳注}

永遠のそれぞれの使者達は罪と怖れの終わりを歌っています。
それぞれの使者達は、それを(怖れと罪を)遥かに越えた時の中で喋っています。
二つの声が一緒に高まり、全ての人達のハートに呼びかけ、全ての人達のハートが一つのものとして鼓動します。
このようにして一つになった心臓の鼓動の中で、愛の合一(統合)が宣言されており、愛の合一が歓迎されているのです。
(神の子の合一を一緒に保つ力を持っている)あなたの聖なる関係に平和あれ。
あなた達がお互いに対して与え合っている時、あなた達は全ての人の為に与えているのです。
そしてあなた達のギフトの中で全ての人達が嬉しくなっているのです。
誰が「あなた(達)が与えたギフト」をあなた(達)に与えたか忘れないでください。
そしてあなたがこれを忘れている訳ではありませんが、誰が(あなたに与えるようにと)彼にこのギフトを与えたか覚えておいて下さい。

あなたの兄弟の価値を高く評価し過ぎることは不可能です。
これが出来るのはエゴだけで、エゴは他も(他の人の評価も)自分の為に欲しがるのです。だから兄弟の評価を低くするのです。
しかし「全く評価し得ないもの」を評価することは不可能です。
「あなたの判断を遥かに超えているもの」を判断しようとする無意味な試みが怖れを引き出していることをあなたは認識出来ていますか?
あなたには見えないものをジャッジ(断定/判断)しようとするのは止めなさい。
(自分で判断することを)止めない限り、あなたにそれ(あなたにまだ見えていないもの)は見えないのです。
しかし(自分で判断することを止めて)それ(あなたに現在見えていないものを見る力)が来ることを辛抱強く待ちなさい。
平和だけをあなたがあなたの兄弟から求めるように成った時「あなたの兄弟の価値を見ること」があなたに与えられます。
そしてあなたが彼の為に求めたもの{あなたが彼に与えたもの}を、あなたは受け取るのです。

あなたに平和を捧げている彼の価値をあなたはどのように計れるのでしょう?
彼の捧げもの以外の何をあなたが求めることが出来るのでしょうか?
彼の価値は彼の父により確立されています。 あなたが彼を通して「彼の父のギフト」を受け取った時、あなたは「彼の価値が彼の父により確立されていること」を認識します。
あなたの感謝のヴィジョンの中で、彼の中のものがとても眩しく光り、あなたは彼をただ愛して安堵するのです。
あなたは彼を裁こうとは考えないのです。
キリストの顔を見て、それでも裁きに意味が在ると固執する人がいるでしょうか?
何故ならこの固執は「(キリストの顔が)見えていない人」のものだからです。
ヴィジョンか裁き(ジャッジ/断定)か、それはあなたの選択ですが、その両方を一緒に同時に選ぶことは決して出来ません。

あなたの兄弟の体は、あなたにとっては役に立たないもので、それはあなたの兄弟にとっても同じです。{あなたの体は、あなたの兄弟の役に立ちません。}
それ(体)が「聖霊の教えること」だけの為に使われている時、それ(体)には機能がないのです。
何故ならマインドはコミュニケーションの為に体を必要とはしていないのだから。 体を見ている視界を聖なる関係の目的の為に仕えさせることは出来ないから。
そしてあなた達が(体の目を使って)お互いをそのように(体として)見ている限り、方法と結果が繋がっていない(合致していない)のです。
どうしてこれ(方法と結果を繋げること)を達成する為に聖なる瞬間が沢山必要になるのでしょうか? 一つの聖なる瞬間で十分なのに。 聖なる瞬間はひとつだけなのに。
時間を黄金の光りのように突き通している「永遠の小さな吐息」は全て同じです。
その前には何もなく、その後にも何もありません。

あなたは各「聖なる瞬間」を、時間内の異なるポイントとして見ています。
しかし聖なる瞬間は決して変化しません。
聖なる瞬間の中に入ったもの、そしてこれから聖なる瞬間の中に入るものは、今ここに在ります。
過去は聖なる瞬間(今ここ)から何も取り去らず、未来は聖なる瞬間に対して何も付け加えません。
だからここに全てがあるのです。
すでにここにあなたの関係の愛らしさが(パーフェクトなハーモニーの方法と結果と共に)在るのです。
ここに、あなた達がいつの日かお互いに対して捧げるパーフェクトな信心があり、それはすでにあなた達に捧げられています。
そしてあなた達がお互いに与え合う無限の赦しが、すでにここに与えられています。 あなたが(未来に)見るキリストの顔が、ここで(聖なる瞬間の中で)すでに見られているのです。

あなたは「このようなギフトを与えようとしている者」を評価(判断)出来ますか?
あなたはこのギフトを他のもの(他のギフト)で取り替えてしまおうとしますか?
このギフトは神の法をあなたの記憶の中に取り戻すのです。
それら(神の法)を思い出すだけで、あなたを痛みと死に縛り付けていた法則は忘れ去られるに違いないのです。
これは『「あなたの兄弟の体」があなたに捧げるギフト』ではありません。
このギフトを隠しているヴェールは、あなたの兄弟も隠してしまっています。
あなたの兄弟が(あなたへの)ギフトなのです。 しかしあなたの兄弟はそのことに気付いていません。 そしてあなたも全くそのことに気付いていません。
あなた達両者の中にギフトを見ている者に信心を与えなさい。彼があなた達両者の為に(あなた達両者の替わりに)このギフトを捧げてそして受け取るのです。
そして彼のヴィジョンを通してあなたはそれ(ギフト)を見ます。 彼の理解を通してそれを認識し、あなた自身としてそれを愛するのです。

安楽を受け入れ、愛と共に、そして「彼(聖霊)が見ているもの」に対するパーフェクトな自信と共に、あなた達を見守っている聖霊を感じなさい
彼(聖霊)は神の子を知っています。そして(宇宙がその優しい手の中で安全に平和に置かれている)父の確信を分け合っています。
今わたし達は(父の確信を分かち合う/共有するために)神の子が学ぶべきことを考えてみましょう。
宇宙の創造者が(創造を)捧げるべき彼とは何でしょう?
宇宙の創造者がそれ(創造されている宇宙)を彼に捧げて、彼に創造/宇宙を捧げることによって宇宙が安全であると知るべき、彼とは何でしょう? 
{神の子とは何でしょうか?}
彼は自分自身を、彼の父が彼を(神が神の子を)知っているようには見ていません。
しかし神の確信/信頼が置き間違えられる(裏切られる)ことは不可能です。

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